養鶏について
細見農園は、約100年4代目になる兵庫県篠山市で唯一の養鶏農家であり、養鶏業を営みながら農作物の栽培・販売を行っております。常時2万羽を約60日間、平飼いのみで飼育された鶏です。飼育されている鶏は、薬の使用はなく、飼料は先代達が研究して作り上げた配分を契約飼料メーカーに依頼し、鶏と消費者の健康を考えた飼料を使用しております。
また朝引きブロイラー(精肉)として、阪神間に出荷されております。
※朝引きブロイラーとは夜に出荷され、朝には精肉として販売される極めて鮮度の高い新鮮な精肉で、大変貴重な鶏肉です。
堆肥について
細見農園が作るすべての作物には自社で開発した 鶏糞堆肥を使用しております。 堆肥のみの使用ではなく、微生物、米ぬか、カルシウムなどを混ぜる事で非常に栄養の高い肥料を作り上げ、細見農園のの作物全てに使用しております。
また、篠山市の農家のからも愛用され『この鶏糞堆肥を使うとおいしくなる』と口コミで広がり、土作りとして、肥料として重宝されております。
栽培について
細見農園では循環式培養栽培と言う方式を行っております。
①養鶏で出た堆肥に微生物と合わせカルシウムなどを入れ微生物が大好きな堆肥にします。不要な栄養素は微生物が消化し栄養素に代えてくれます。
②堆肥を散布し土を創ります。
③作物の植え付け時に再度、微生物を投入し、栄養満点な土を作物が吸収しやすい土に仕上げます。
④収穫を迎え、規格外のお米、もみ殻などを養鶏資材とて還元し、鶏を飼育していきます。※お米は減農薬栽培のお米
⑤また①に戻る…
しっかりと散布した堆肥は、『土を豊かにし、作物に栄養をたくさん』与えてくれます。
例えば、細見農園のお米は甘みだけではなく『旨味』があります。それは数字や点数で表すことのできないものです。『黒大豆、枝豆、山の芋』は雑味がなく素直に『甘く美味しい』そして『うまい』
何度も試行錯誤され、生み出されたオリジナル鶏糞堆肥。約100年、代々続く栽培方法を今も大切に守り続けることで多くのお客様に愛されています。